山口市上下水道局と大内分団が合同で移動式排水ポンプの操作訓練を実施されました

6月3日(土)、大内長野の山口リフレッシュパークにおいて、大雨時に大内地域における浸水被害発生を防止するための移動式排水ポンプの操作訓練が、山口市役所上下水道局と山口市消防団大内分団の合同により実施されました。
この車載型の排水ポンプは山口市が所有するもので、大雨で問田川が増水して千坊地区周辺の内水が排出できなくなった場合などに、問田川北側沿いに設置・作動させて集まってくる雨水を問田川に強制排出し、浸水被害を防止するためのものです。
作業が長期にわたる可能性もあるので、市と消防団が協力して交代しながら行うことになっています。

まさに昨日から今日にかけて、四国から東海地方では台風2号の影響で発生した「線状降水帯」により広範囲にわたり浸水被害が発生しました。
短期間に多量の雨が降り、水路や河川の能力を超える水が滞留することで、内水による浸水被害が発生しますので、迅速かつ正確な作業が必要となります。
市と大内分団は毎年、梅雨や台風の季節に備えて、この訓練を実施しています。

★住民一人一人の防災意識が重要!
地域住民の皆さんも、今年の夏を無事に乗り切れるよう、防災に関心を向けていただけると幸いです。
この大内まちづくり協議会のホームページには、大内地域内の河川水位や監視カメラ映像、豊富な防災情報にスピーディーにアクセスできる「防災情報特設ページ」を設けておりますので、ぜひご活用ください。

排水ポンプを投下
排水ポンプに給電し、排水作業開始
2台のポンプ最大出力による排水
瀧川大内連合自治会長の激励